コーティングする意味 その2 東京 オートバイ バイク ロードバイク

2020/03/12 ブログ
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コーティングの本当の目的(ガラスコーティングの場合)

コーティングの目的はズバリ、塗装の保護です。しかし、お客様とコーティング内容の打ち合わせでお話しすると、お客様が期待されるいくつかの効果があります。その中でガラスコーティングに関しては下記のような効果があると思われ、また期待されていることが多いです。

1.艶が出る
2.撥水する
3.お手入れ不要
4.汚れ落ちが良くなる
5.傷防止になる
6.紫外線から守れる

では初めに実際のガラスコーティングをひとづつ確認してみましょう。

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1.艶が出る

残念ながら出ません!

ガラスコーティングの厚みはコート剤によって若干の違いはありますが、せいぜい1ミクロンが良いところです。1ミクロンのクリア層が出来たからと言って特別な艶が出るわけではありません。
その艶は元々のボディの塗装状態に左右されますし、普通のWAXと同等と思っていた方が良いです。

「ガラスコーティングは塗装の現状に左右される」
そのため、新車でない場合は研磨作業が必要となる場合があります。

2.撥水する

必ずしも撥水するわけではありません。

コート剤には大きく分けて疎水系親水系があります。疎水とは「水を嫌がる」という意味で、「撥水タイプ」と「滑水タイプ」があります。
一方で親水とは水に親しむの意味で、「親水タイプ」のみになります。

具体的には...
撥水は水が玉コロのように流れるもの。
滑水は水がまとまって滝(川)のように流れるもの。
親水は水が玉になろうとするのを防ぐので、水が多ければ重力に従い流れるように排出しつつ、実際は薄い水の膜ができています。

「ガラスコーティングには見た目上の違いがある(水の流れ方)」
それぞれ細かい特性も存在しますが、お客様の好みを優先しても良いかと思います。

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3.お手入れ不要

いえ、お手入れしてください!(笑)

ガラスコーティングを施工したら基本的に水洗い洗車が必要不可欠となります。
中でも知っておかなくてはならないことは「撥水タイプは汚れやすい」と言うことです。

撥水タイプは親水状態に比べて、水分が蒸発するスピードが遅いです。そのため施工したボディ水がかかると小さな水玉ができて乾燥までに空気中のホコリをどんどん回収します。そのため小さく細かいブツブツな雨シミができやすくなります。最後には点のような跡が残り、また雨が降るとそれらが撥水の邪魔をしてどんどんボディが撥水しなくなります。

親水タイプは雨ジミができにくく、また雨ジミが目立ちにくいです。ただ元々水弾きが少ないので、本当にコーティングが有効なのかどうか?の判断がしにくいという欠点もあります。

「コーティングをしてもお手入れは必要。不要なのは従来のWAXがけだけ」
撥水タイプは1~3週間ごとに、親水もMAX2ヶ月を目処に洗剤を使って洗うのが、コーティングそのものために大切です。