ドカティ ディアベルV4 パートラッピング+ペイントプロテクションフィルム+ガラスコーティング
2025年、ドカティはディアベルV4の新色としてブラックロードスターカラーをリリースしました。ディアベルV4はマッスルでスポーティーかつエレガントなスタイルが特徴で、スポーツネイキッドとマッスルクルーザーの技術にダイナミックスなスタイリングを融合させています。ディアベルV4は誕生以来、個性的で力強いデザインで多くのファンを魅了し、数々のデザイン賞を受賞してきました。見る人に強い印象を与える存在感があります。デザインとテクノロジーの融合、ディアベルV4は革新的なデザインと最新技術の組み合わせによって 快適性とパフォーマンスを両立しています。長距離移動の快適性とスポーツバイクのような走行性能の融合が特徴です。
今回入庫いただいたブラックロードスターカラーは、ベースとしてマットブラック/マットチタニウム基調 で、アクセントに歴代レーシングモデルのイエロー「Giallo Ducati(ジャッロ・ドゥカティ)」から着想を得ているとのことです。この最新鋭のメガ・クルーザーに対し、3DFitが実施した「美観の再構築」と「究極の保護」の全工程を詳しく解説します。
今回の施工の核心は、「マット塗装の保護」「アクセントカラーの変更」「質感の維持」という、相反する要素をいかに高次元で両立させるかにあります。
1.カラーチェンジ=ラッピングで純正を超えた質感の追求
Diavel V4 ブラック・ロードスターは、サイドセクションにアクセントカラーが配されています。今回お預かりした車両はイエローでしたが、オーナー様の「より深く、落ち着いた青へ」というご要望に基づき、カラーチェンジを実施しました。
使用素材:Avery Dennison シュプリーム・マットブルーメタリック
採用したのは、世界的に信頼性の高いAvery Dennison社のハイエンドフィルムです。このフィルムは、マットでありながら微細なメタリック粒子を含んでおり、光の当たり方によってDiavel V4の複雑なプレスラインを鮮明に浮き上がらせる特性を持っています。
施工の要点
ラッピングにおいて最も重要なのは「端部の処理」です。純正のイエローがどこからも見えないよう、パネルの裏側まで深く巻き込み、ヒートガンによるポストヒーティング(残留応力の除去)を徹底。後付け感のない、メーカー純正オプションのようなフィニッシュを目指しました。
2.デザインPPF:質感を損なわない「セパレート施工」
マット塗装は、一度傷がつくと研磨による修復が不可能です。そのため、ペイントプロテクションフィルム(PPF)による物理的な保護が不可欠ですが、ここには高度な判断が求められます。
ラッピング部をあえて避ける設計
通常、保護を優先するならばラッピングの上からPPFを重ねますが、今回はあえて「ラッピング箇所を避けてPPFを施工する」という難易度の高い手法を採用しました。
理由:マットメタリックのフィルムの上にマットPPFを重ねると、PPFの膜厚によってメタリック特有の「粒子感」や「輝き」が散乱し、色がぼやけてしまいます。
手法:マット調の純正塗装部分には、質感を維持しつつ強力に保護する「マット専用PPF」を配置。そして、ラッピングを施したブルーメタリックの部分との境界線をコンマ数ミリ単位で計算し、段差や隙間が目立たないよう精密にカッティング・配置しました。
この「保護性能」と「意匠性」を天秤にかけ、最適な解を導き出すのが3DFitの設計思想です。
3.3DFit独自の「下周り施工」:見えない箇所への徹底的な執念
オートバイのコーティングにおいて、最も過酷な環境に晒されるのはエンジン下部や足回りです。と同時にオートバイ自体のデザイン性から外装の美しさと下周りのメカニカル部分の美しさを守るという点において、3DFitでは「下周りこそ最も時間をかけるべき箇所」と定義し、独自の多層施工を行っています。
① 洗浄と24時間以上の完全乾燥
水分はコーティングの天敵です。特に複雑な構造を持つDiavel V4は、エンジン・スイングアーム・ブレーキキャリパー・ボルト穴等の構成物で、外からは見えにくい箇所には水分が残りやすいため、徹底洗浄の後は空調管理されたブースで24時間以上の乾燥を徹底しております。この無駄に思える「待ち時間」こそが定着性に決定的な差を生み、数年後の美観維持にも顕れます。
② 脱脂と「手塗り」下地処理
乾燥後、手作業で隅々まで脱脂を行い、その後ベースとなる下地コーティングを手塗りで施工します。これにより金属表面の微細な凹凸にまでコーティング剤の密着性が向上し、耐久性にも大きく貢献します。
③ 精密エアガンによる「吹付け」施工
手が入らないエンジンの冷却フィン、リンク周り、ラジエーターの奥などには、精密エアガンを使用します。霧状のガラスコーティング剤を均一に吹き付けることで、複雑で入り組んだ形状でも丸ごとガラス質で覆い尽くします。
使用しているガラスコーティング剤は「クォーツガラスコーティングHQ Plus」という、ボディよりも負荷のかかるホイールでの使用を想定したコーティング剤です。
④ 高濃度オリジナル剤の「手塗り」仕上げ
仕上げに、手の入るすべての箇所に対し、3D Fitオリジナルの高濃度ガラスコーティング剤を再度手塗りで重ねます。吹付けによる広範囲のカバーと、手塗りによる厚膜形成。このハイブリッド施工により、油汚れやブレーキダストが固着しにくい「防汚の要塞」が完成します。このコート剤はオートバイ専用に開発され、温度・湿度のコントロールが必須で限られた環境下でのみ施行が可能です。一般的(ディーラー・量販店等)に施行されているコート剤のおおよそ4倍~8倍の高濃度ガラスコーティング剤です。
4.ボディ全体のガラスコーティング:マット塗装の深化
車体の外装部全体に、最終仕上げとしてガラスコーティングを施します。
マット塗装に対するコーティングの役割は、艶を出すことではありません。「色の深みを出し、汚れの吸着を防ぐこと」にあります。3DFitのコーティングは、マットの質感を一切変えずに、しっとりとした高級感のある塗装色を引き出します。これにより、日々の洗車は中性潜在または弱酸性洗剤を用いた洗車で汚れが効果的に落ち、最後に軽い拭き上げだけで完了するという高メンテナンス性を実現します。
5.3DFitの哲学:オートバイを「作品」として扱う
3Dfitのホームページで掲げているコンセプトの通り、私たちは預かった車両を単なる工業製品として扱いません。
特にDucatiのようなプレミアムなオートバイは、エンジニアとデザイナーの情熱が凝縮されたひとつ「作品」です。その作品に対する敬意を、以下の3つの約束で形にしています。
1.「徹底的な準備」:コーティング剤の性能を100%引き出すための下地処理に、全工程の8割の時間を割きます。
2.理論に基づく施工:「なぜここにフィルムなのか」「なぜここを避けるのか」という問いに対し、常に化学的・物理的根拠を持って回答します。
3.オーナー様との価値共有:施工後の美しさを維持するための洗車法のレクチャーまで含め、オーナー様のバイクライフをトータルでサポートします。
6.まとめ:Diavel V4が手に入れた「新たなアイデンティティ」
今回のDiavel V4 2025年モデルへの施工は、以下の成果をもたらしました。
パーソナライズ:イエローからマットブルーメタリックへの変更により、唯一無二の個性を確立。
鉄壁の防護:ボディをPPFで覆い、飛び石や擦れ傷の不安を解消。
機能美の持続:吹付けと手塗りを組み合わせた多層コーティングにより、エンジンから足回りまで新車の輝きを長期間維持。
3DFitは、これからも「美しさ」と「保護」の限界に挑み続けます。
最新モデルの取り扱い、特殊なマット塗装のケア、カラーチェンジのご相談など、あなたの拘りをぜひ私たちにご相談ください。
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[施工データ]
車両: Ducati Diavel V4 (2025年モデル)
施工内容:
ラッピング(アクセントカラー部):Avery Dennison シュプリーム・マットブルーメタリック
プロテクションフィルム:ガソリンタンク&ダミータンクにマット専用PPF(デザインカッティング施工)
メーター保護にグロスPP施行F
車両全体コーティング:3DFit独自の下周りフルパッケージ+外装に高濃度ガラスコーティング
【愛車の価値を最大化する施工をご提案します】
今回の施工プロセスについてさらに詳しく知りたい方、または同様のカスタマイズをご検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。専門スタッフが車両の状態とお客様のご要望に合わせた最適なプランをご提示いたします。
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住所:東京都大田区矢口2-2-17
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